ホール総合プロデューサー様からのコメント
近年、我が国でもマリンバを含めた打楽器による音楽活動やその普及には目覚ましいものがあります。そうした活動を進めてきた旗手の一人が宮本妥子さんです。海外での活動も含め、ソロやアンサンブルでの演奏会、他の楽器や他の芸術ジャンルとのコラボレーション、『地域創造』の登録アーティストとしての全国での活動、子どもたちへの教育普及、更には後進への指導とステージでのパフォーマンスを想起させる八面六臂の活躍です。グローバル化が進む社会のなかで、打楽器は、世界各地の民俗音楽、伝統的なクラシック音楽、ジャズ、邦楽をはじめとする日本の古典芸能、ダンス、演劇、映像など様々な世界との交流が可能な楽器であり、新しい創造への可能性に満ちています。宮本さんの自由な冒険精神、大胆なリズムと運動性、繊細な感性が成熟を深め、更なる創造的飛躍を期待しています。
0コメント