2019.07.10 09:19役者・演出家様からのコメントまず、私がこのような場所で宮本さまの事を書ける立場なのかなぁと恐縮したり不安を感じながら書いております。だって、、、怖いから。。。言っちゃった。しかし、この怖いという事が凄く大切だと思うのです。何事にも真摯に受け止めベストを探求する事を楽しめるひとだからこそ、こちらもストイックに楽しんでいるのかを常に見られているような怖さが心地よいのです。ここからは僕の推測で宮本妥子を勝手に解剖してみたいと思いま...
2019.07.10 09:18音楽プロデューサー様からのコメント人間には挑戦が必要な時があるけれど、多くの人はそれは向こうからやって来る。でも、アーティストはそれを自らの意思で作り出すのが宿命で、いつも大変そうだなと思うけれども、羨ましい気持ちになるのも事実である。彼女の挑戦の場合、環境への判断とともに、楽曲に向かう時の感情的な把握力が素晴らしく、うっかり巻き込まれそうになるのである。勝手なイメージをつけるとすれば、宮本さんの音楽の基礎は西洋的なモダーン(いわ...
2019.07.10 09:16公共ホール職員様からのコメント「演奏する」とは、世界の一部を切り取り、その断面を見せることだ。切れ味が鋭ければ鋭いほど、その断面は美しい。人はその美しさに陶然とし、畏れ慄く。それができる人は、芸術家である。芸術家には、迷いがない。なぜなら彼らには、全てが自明のことだからである。彼らはただ、夏目漱石が夢見た如く、木の中に埋まっている仏を取り出しているにすぎない。音は生まれる前にすでに鳴り響き、キャンバスは織り上げられる前に絵の具...
2019.07.10 09:15ホール総合プロデューサー様からのコメント近年、我が国でもマリンバを含めた打楽器による音楽活動やその普及には目覚ましいものがあります。そうした活動を進めてきた旗手の一人が宮本妥子さんです。海外での活動も含め、ソロやアンサンブルでの演奏会、他の楽器や他の芸術ジャンルとのコラボレーション、『地域創造』の登録アーティストとしての全国での活動、子どもたちへの教育普及、更には後進への指導とステージでのパフォーマンスを想起させる八面六臂の活躍です。グ...
2019.07.09 05:53音楽プロデューサー様からのコメント宮本妥子さんの活動はとてもしなやかである。ドイツで鍛えた音楽への真摯さと、アウトリーチで見せる子供へのまなざし、ワークショップでの斬新なアイデアなど広い視野で活動を続けてきた。演奏家としての宮本妥子さんの美質の第一は「凜」とした打撃の音なのは間違いないが、聴き手に話しかけるときの柔らかさとの間の落差はその魅力を一層大きくしているように思える。しかし、私が一番心打たれるのは他の奏者には滅多に見られな...
2019.07.09 05:50コンサート企画者様からのコメント地方のコンサート企画者にとって、1回1回のコンサートは、特別です。年数回、ひょっとしたらその年に実現できる、ただ1回のコンサートだからです。ですから、いつでもどこでも食べられるファミレスのメニューのような内容は願い下げ。その時だけの、特別な、自分たちの町に合ったプログラムでやりたいのです。宮本妥子さんは、その願いをかなえてくれます。場所、対象によって内容は千変万化。時には同じツアーの中でも、別のプ...
2019.04.24 08:14はじめにドイツ留学から帰国後、国内各地でのアウトリーチ活動を通じて、こどもたちと出逢う機会をたくさんいただく中、“求める光はそれぞれの心の中にあり、音楽や芸術にはその光を見つける力がある”ということが感じられるようになりました。音楽を一方的に届けるだけでなく生徒の皆様、先生方にも一緒に参加していただき、楽しんでいただける体験型プログラムを数多くご用意し、最後に感じたことを対話を通し共有し、人間形成に寄与し...